祓戸
今日は内外裏表之神二十一神の
裏の神のお話。
ここでやっと宇宙観から地球にきたわけです。
裏の神は八柱いらっしゃいます。そして右左と分かれ
右が四柱、左が四柱で向かっての方角ではありません。
まず北から右に四柱内最初の神、生魂神で上へと上がり三柱、二柱、一柱と繋ぐ
左に四柱内最初の神、大宮媛で上へと上がり三柱、二柱、一柱と繋ぐ。
そして、みなさんご存知の大祓詞に出てくる祓戸四神。
祓へは、この十二神を知りそして奉じ、それから祓戸四神を奉じないと
意味がなく祓いもできません。
大祓詞一つ一つの言葉にすでに霊力が宿っていますが知って理解しないと
効力が始動しないのです。
奉じるというのは、何も神棚を大きくして奉れではありません。
知って何故なのかを理解して心で慎み敬えば四神だけで良いのです。
話はそれますが現代の人々は神様が何かをしてくれるという風潮がありますが
子供の時は仕方ないですが大人になれば親孝行するように
こちらが神にして差し上げるという気持ちが大事です。
何を差し上げるのかと言うと人に親切にしてあげるとか
社会に何がしかの貢献協力をするとかが神への恩返しなのです。
わが子が学校や会社で今日は楽しかったがんばった
こういう事があったよと聞いいたら、嬉しいでしょう・・・
そういうものなのです。
神を拝む前に自分の家庭を拝みなさい。
これが祓戸、十七柱神に繋がる究極の奥義なのです。
家庭、地域、国家、世界へと繋がるのです。
もう個人が個人を取り持つ、集合するspiritualは終わったのです。
今は新しい時代の禊之幕開けです・・・・
人の心が原点に帰するという猶予を我々は与えられています。
だから一人一人、いつものようにいつもの生活を真面目にコツコツと
田や畑を耕すように心を配り生きていってください。
怒る、焦る、悔やむ前、2秒間待つのです。
このシリーズは終。